0歳児 こぐまぐみ

 赤ちゃんは、周りの人たちからの愛情いっぱいのスキンシップを受けて、情緒の安定や信頼感を抱くようになります。目を見て優しく語りかけたり、抱っこするなど、一人ひとりの子どもたちの気持ちに寄り添い、温かくゆったりと過ごせる雰囲気づくりを大切にしていこうと思っています。そして、家庭との連携をとり、成長する姿をお家の人と一緒に喜んでいきたいな、と思います。

1歳児 ぱんだぐみ

 運動機能が発達し、言葉も出始め、生活空間が広がっていきます。身近な人や物に関心をもち、自発的な働きかけも活発になります。と同時に自己主張も強くなり、友だちとの関わりの中でトラブルが増えてきます。うまく言葉で表現できない気持ちを代弁したり、自分の思いを安心して出せるような信頼関係を築いていきたいと思います。また、子どもの発達に見合った生活場面や遊び場面での環境づくりも大切にしていきたいと思います。

 2歳児 うさぎぐみ

 何でも大人にやってもらっていた子どもが、少しずつ『自分で』という意欲が出てきて徐々に自立しようとする時期です。自分なりにやろうとしていることを認め褒めていきながら、生活習慣が自立に向かうよう、その子一人ひとりに合った援助をしていきます。

 また、好奇心いっぱいの子どもたちに合わせた遊びを展開し、じっくりと一人遊びをしたり、友だちと一緒に遊ぶ楽しさを感じていけるように、見守っていきたいと思います。

3歳児 ぞうぐみ

 生活に必要な身のまわりのことを見守ってもらいながら、自分でほとんど出来るようになっていきます。自信を持ってのびのびと行動する姿が増え、色々なことに興味を持ち始めるでしょう。友だちとの関係もどんどん深まり、気の合う友だちを見つけ一緒に遊ぶ楽しさを知るようになります。まだまだ自己主張も強くトラブルになることも多いですが、自分の気持ちを伝えたり、友だちの気持ちを考えたりしながら、友だちとの関わりを学んでいって欲しいと思います。

4歳児 らいおんぐみ

 自分でやるべきことを理解し、すすんで行動ができるようになってきます。また、友だちとの関わりも深まってきて、自分の言いたいことを伝えたり、相手の言いたいことにも耳を傾けたりすることもできるようになってきます。

 時にはトラブルになることもありますが、少しずつ自分たちで話し合い、解決していこうとするでしょう。いろいろな経験をしていくことで、たくましく成長していけるように見守り、関わっていきたいと思います。

5歳児 きりんぐみ

 年長組として、自分の役割を子どもなりの責任感で考えるようになります。

また、目標に向かって子どもたちだけで相談して決めたり、協力して物事をすすめたりもできるようになってきます。達成した喜びを味わったり、うまくいかなくて悔しい思いをすることもあるでしょう。それでも、友だちと一緒に試行錯誤    

を繰り返し、挑戦することや、やり遂げることを経験して欲しいと思っていま   

す。一人ひとりの思いをしっかり受け止め、自信を持って生活できるようにして

いこうと思います。